柳沢のストライカーとしてのエゴイストの無さ0というのは、日本のサッカーファンでは周知の事実。そしてそれが自身の得点能力を下げている事に直結している。自分を主張し、且つ結果を出さなければ生き残れないイタリアで、柳沢の「たとえ僅かでも得点の確率の高い方があれば、フリーでシュートが打てようがそっちにパスを出す」というスタイルが受け入れられるのだろうか?
個人的には多分失敗すると思う。何故ならばイタリアは伝統的に守備重視で前の2、3人で局面の打開をしなければならず、ストライカーに高い得点能力を求められている。そこでわざわざシュートを避けるストライカーを平然と使ってもらえるだろうか。想像出来ない。
と厳しいコメントは可愛さ余って憎さ100倍故。それだけ期待をしたいたのよ>以前はね。と言いながらも実は少しだけ期待している自分が悲しい。でもそれには考えを変える事が前提だけど。ってそれが難しいんだけどね。でも今回のイタリア行きで、柳沢は自分の信念を変える理由、というか「言い訳」を作れるチャンスが来たのだ。
信念を通り越して意固地になってるとしか思えない、今の閉塞状態を打開する、いわばラストチャンスに柳沢はどういう変化を見せるのか、はたまたやはり今のままで通して結果を出そうとするのか。もしかしたらMFにコンバートも?何れにせよ楽しみな移籍となった。